カナ 用語 解説
VA

VAN

【Value Added Network】

バリュー・アデッド・ネットワーク。欧米のEDIでは、企業間の直接ネットワーク接続は大手企業に限られており、中小の小売業・取引先はVANを経由して複数の相手とEDIを行っている。EDI・VANの会社として有名なのは、スターリング・コマース、GEIS、EDS、ハービンガー、プレメノスなどがある。
VC

VC

【voluntary chain】

ボランタリー・チェーンあるいは任意連鎖店ともいわれる、同業種の小売店が各店の独立性を維持しながら、仕入や広告などの営業活動を共同で実施する組織。卸売業者が小売店指導・援助のために主宰するものと、小売店同士で組織化をはかるものがある。最大のメリットは、個々の小売店では実現できない規模の利益がチェーン化によって達成できるということである。大規模小売店に対抗する中小小売店の有力な経営戦略のひとつとして考えられるようになってきている。
VI

VICS

【Voluntary Industry Communication Standard】

ボランタリー・インターインダストリー・コミュニケーション・スタンダード。QR(クイック・レスポンス)で利用されるEDI標準、すなわち食料品を除く衣料品や家庭用品のEDI(電子データ交換)の手順を標準化している。最近では、インターネット・EDIの標準化やCPFRの標準化を推進している。
VM

VMI

【vendor managed inventory】

ベンダー・マネージド・インベントリー。取引先が小売業に代わって、小売店舗内自社商品の在庫を管理する仕組み。小売業はPOSデータを取引先に日々提供し、取引先は出荷データとPOSの販売データによって自社商品の店舗別在庫を把握する。取引先は過去の販売動向と現在の在庫状況を分析することによって、商品を店舗に出荷し、棚入れを行う。商品が販売され、POS登録される時点までの在庫は取引先に属し、POS登録によって売上となる。日本の消化仕入と違うのは、POS情報の提供とマーチャンダイジング、販売の責任が明確に小売業側にあること。