カナ 用語 解説
ネイ

値入率

【mark up】

値入とは商品の販売価格を決定することをいい、値入率とは商品原価と売価の差額の原価に対する比率をいう。値入率(%)=販売価格−仕入原価/仕入原価×100の式で算出する。
  ネイバーフッド・ショッピング

近隣(ネイバーフッド)の商店やスーパーマーケットでの買物。ここでは店の顧客の顔や嗜好もわかっており、顧客別の対応ができる。ショッピングが、都心・郊外の大型店に移ってきたが、いま、再度ネイバーフッド・ショッピングへの回帰が起ころうとしている。物理的距離をネットワークや情報技術で短縮し、あたかもすぐ近くの店と同じような利便性と親密性を消費者にもってもらおうとするものである。

ネガ

ネガティブ・オプション

【negative option】

顧客が発送の前に事前に辞退する旨を送付しない限り、定期的に商品を発送し続けるダイレクト・メール販売のテクニック。雑誌はネガティブ・オプションで業務を行い、購入者が発送を辞退しない限り、各期間毎に新しい本を送付してくる。
ネタ ネタップス法 米国ダニエル・スターチが開発した広告の販売効果への影響分析の手法。広告のインパクトによって広告商品を購入した人の数が、商品購入者全体の中で、どれくらいの比率になっているかを把握する方法である。広告を見た人がどの程度購入しているか、広告を見ない人がどの程度購入しているか、広告を見た人の中ででも、広告のインパクトがなくても買うと思われる人は、どの程度であるか、最後に広告インパクトによって購入する人の割合を求めるという方法である。
ネミ

ネーミング

【naming】

製品・商品に名前をつけること。市場が感性の要素を強くするにつれて、ネーミングのよしあしが商品の売行に大きな影響を与えるようになる。昨今のヒット商品を見ても、ネーミングがうまいと思われる場合が多い。言いやすさ、親しみやすさ、感じのよさなどの条件を備えた、浸透力の強い商品名を捻出するのにメーカーは工夫を凝らし、広告代理店でも独自のネーミング・システムを設置したり、あるいはネーミングを専門とする企業も誕生している。
  ネーミング・テスト 製品や新製品が市場で十分に受け入れられるには、市場が求めている製品をタイミングよく供給すること、製品の品質が優れていること、価格が適切であること、正しく広告がなされていること、などのマーケティングの基本的機能が十分研究され、それらが実行されていることが必要十分条件であるが、他社の競争製品と市場で厳しく争っていくために商品名も十分考慮されなくてはならない。そのため商品名が容易に知れわたるようなネーミングであるかをテストする必要がある。