カナ 用語 解説
ツウ

ツーウェイ・コミュニケーション

【two-way communication】

話し手が聞き手に伝えるのワンウェイ・コミュニケーションに対して、話し手と聞き手が相互に会話を交換するコミュニケーションをツーウェイ・コミュニケーションという。一方向ではなく相互情報伝達の形態。マス媒体を通じた広告などは一方通行であるため売り手と消費者の問にギャップが生じやすいが、販売員による対面販売、テレマーケティングによる受注販売、消費者意識調査にもとづく商品開発などは相互交流を深めるので、ギャップを少なくすることができる。消費者の嗜好によりマッチした商品開発を進めるうえで、この相互伝達機能はますます重視される。
 

通信販売

【mail-orderselling】

無店舗販売のひとつで、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどのマス媒体やダイレクト・メール、カタログなどを使って消費者に直接商品情報を提供し、消費者の電話や郵便によって注文を受ける販売方式。これまでは、店頭で購入しにくい商品や特殊な趣味用品など、どちらかというと特定少数を対象にしたマイナーな商品が中心であった。しかし近年、働く主婦の増大、消費の個性化や高度化などを背景として、この通信販売はあらゆる商品を対象とするものに拡大してきている。
ツボ 坪効率 売場の生産性を示す指標のひとつで、売場1坪当たりの売上高をいう。一般には食料品など粗利益の低い最寄り品の坪効率が高く、衣料品などの粗利益率の高い買回り品の坪効率は低くなる。小売業経営にとって、この坪効率のアップが生産性向上の決め手であるが、そのためには、購買顧客の動向、売れ筋商品の把握、それらに対応した品揃え計画商品調達、的確な売場オペレーション(前進陳列、欠品管理、商品補充発注など)が大切になる。